「公立学校施設のトイレの状況について(R2文部科学省)」によると、公立小・中・義務教育学校におけるトイレの全便器数は約136万個であり、そのうち洋便器数は約77万個、洋便器率は57%です。また、洋便器を多く設置する方針の教育委員会が全体の約88%です。本校の洋便器率は56%なので、ほぼ全国平均ですが、経年劣化が進み、以前から改修を望む声がありました。
今年度、本校では、2基の女子和式便器をウォームレット(暖房便座)付きの洋式便器に改修し、1基の男子洋式便器にウォームレットを設置する予定です。他にも改修や修繕が必要な箇所がありますが、子供たちが毎日使う箇所であるトイレを優先しました。学校トイレを改修するためには、和式から洋式便器へ交換する工事以外に、給排水設備、電気等の付帯設備の改修工事等があり、校内全てのトイレを改修というわけにはいきません。また、工事が始まると他の階のトイレを使用しなければならない等の不便が生じてしまいます。ご迷惑をお掛けしますが、まず一歩踏み出したということで、ご容赦いただきたいと思います。
伊豆市教育委員会及び中伊豆中学校は、令和7年度開校予定の新中学校と同様、今、目の前にいる子供たちのことも大切にしていきたいと考えております。